好転反応をご存知ですか?

「好転反応(こうてんはんのう)」

 

整体などの施術を受けられたことのある方は聞いたことがあるかもしれませんね。

 

好転反応とは、施術後に痛みなどが治癒する過程において、一時的に痛みが強くなったり、眠気、だるさなどが現れる反応です。

 

全く好転反応がおこらない方も多いです。

 

好転反応には、ある程度定義みたいなのもありますが、絶対ではなく人それぞれに症状や重さが違ってきます。

 

ここでは簡単にですがまとめてみます。


〇好転反応って?

身体が正常な状態へ変化するプロセスで起きる、一時的な反応です。

 

多くの場合は1日程度、長くても2~3日でおさまり、元々の痛みがウソのようになくなります。

 

好転反応には、弛緩反応(ちかんはんのう)、過敏反応(かびんはんのう)、排泄反応(はいせつはんのう)と、三つの反応に分け

 

られると言われてます。下記の「なぜ好転反応が起こる?}で説明します。

 

 

○好転反応って?

 

身体が正常な状態へ変化するプロセスで起きる、一時的な反応です。

 

多くの場合は1日程度、長くても2~3日で収まり、もともとの痛みがウソのようになくなります

 

好転反応には、弛緩反応、過敏反応、排泄反応と三つの反応に分けられるといわれてますが、必ずしもそうでないのでここでの説明は省略させていただきますが、下記の「なぜ好転反応が起こる?」で書いてあることがそうです。

 

 

ひとつ注意していただきたいのは、強い力で揉んだり、押したりして起こる「揉み返し」とは違います。

 

クライアントのお身体の状態を把握できず、加減がわからず痛めてしまうことがあるようです。

 

 

また、健康運動などの教室などでも好転反応がでることがあると,

ある方にお聞きしました。

 

 

 

 

○好転反応が出やすい人って?

 

 

・運動不足、体力が低下している

・寝不足

・薬を多用している

・筋肉、身体が硬い

・痛みが慢性

・寝違い、ぎっくり腰、ムチウチなどの急性症状

・自律神経が乱れている

・神経質

・仕事や家事を頑張りすぎて疲れがたまっている。

 

 

などですが、これも必ずではありません。

 

 

スポーツ後のケアができていない身体などは「筋肉、身体が硬い」に属するものだと思います。

ウオーミングアップ、クールダウンが大切なのはここでもいえますね。

 

 

 

 

○好転反応での症状

 

 

先にも述べましたが、整体などの施術後に痛みが出たり、からだのダルさや眠気が出たりします。

 

その他、頭痛、下痢、めまい、動悸など人によって様々です。

さらに、軽度から重度まで、現れ方も様々です。

 

 

 

 

○なぜ好転反応が起こる?

 

 

脊柱や骨盤が整い、筋肉が緩和されると緊張状態だった身体が脱力し、眠気やダルさが現れます。

 

身体が整った状態になると、神経や血流、リンパの流れが良くなり、新陳代謝も活発になり、傷ついていた筋肉組織などの修復を行います。

 

 

神経の感受性が良くなり、過敏反応の時期に入りますが、悪くなった(痛くなった)経過と逆戻りするかのように改善されていきます。

 

そのために一時的に悪くなったかのように感じてしまいます。

 

 

下痢などの症状は、身体の老廃物や悪いものが体外に排泄されるためのようです。

 

 

 

 

○好転反応が起こったら

 

 

眠くなったり、ダルくなったりした場合は、無理をせず身体を休めたほうがいいでしょう。

 

基本的に身体は冷やさないようにしたほうがいいのですが、頭痛や痛みの出た箇所については、少し冷やしたほうが和らぐ場合もあります。

 

 

ほとんどの人は一時的や1日で楽になりますが、2~3日続いて辛い場合はもう一度施術を受けることをお勧めします。ご相談下さい。

 

 

 

 

 

○好転反応と揉み返しの違い

 

 

無理な力で揉みほぐしたり、押したり、力ずくな矯正などで痛みが出るのは「好転反応」とは違います。下手をすると筋肉や靭帯を痛めたりしてることもあります。

 

「好転反応」の場合は、身体が良い方向に変化し、施術前より改善しているはずです。

 

施術後に出た痛みをすべて好転反応に置き換えるのは間違いです。

 

 

 

 

 

~あとがき~

 

 

こうやってまとめて書いてあると、「何か怖いな~」なんて思われるかもしれません。

しかし、キツイ好転反応が出る方は、ほんの数%です(ボクが施術した結果でですが)

 

 

また、何度も施術を受けられていて、突然、好転反応が出てしまったという方もいます。まれですが。